QUADRALチーフエンジニア来日
先日、ドイツよりQUADRALのチーフエンジニアSascha Reckertがプロモーションの為、来日しました。
来年発売予定のAURUM VULKAN9を目の前に技術的なレクチャーを受けました。
雑誌社や販売店様へ訪問する中で、ドイツのオーディオ環境の話を聞きました。
ドイツでは、音楽を聴くという行為においては、生演奏とオーディオとの垣根がないとの事。
日本に比べチケット代も総じて安いこともあり、オーディオマニアはコンサートやライヴに行く機会が多く自宅オーディオで生音の再現を目指す方が多いとの話でした。
QUADRALの音作りの基本コンセプトは
「ソースの忠実再生」
で、その為に
●広くリニアな周波特性
●広大なダイナミックレンジ
●歪の無い再生
に注力した開発をしているとの話でした。
彼自身、学生時代より、バッハやメンデルスゾーンの合唱団に所属し、レコーディングエンジニアの経験もある、正に入り口から出口を知る経歴を持ちあわせています。
電気的な特性の向上に加え、彼の感性と聴感的なカットアンドトライを繰り返して開発したAURUM9シリーズは、来年フルモデルがラインアップします。
ご期待ください。
TUNTUN
関連記事
-
QUADRAL ASCENT20LE 試聴記 その8
夏は涼し気な音楽が聴きたくなってしまいますが、 ここは少し暑いともいえる EMIのオット
-
ARGENTUM520 試聴記その1
ARGENTUM520は入庫数が少ないため、NWJ-STOREを中心にした販売です。 ARGEN
-
QUADRAL GALAN 9 試聴記 その3
小生の聴く音楽の本丸(^^)。 ハンス・クナッパーツブッシュ指揮による、 ワーグナー「ニ
-
QUADRAL AURUM SEDAN 9 試聴記その15
今回はギュンター・ヴァント指揮 NDR交響楽団(北ドイツ放送交響楽団)の、 セッ
-
QUADRAL GALAN 9 試聴記 その6
今回でクナッパーツブッシュの音源試聴はラストです(^^;。 ハンス・クナッパーツブッシ
-
AURUM RODAN9試聴記7
AURUM RODAN9の試聴は、Classicのアナログのダイレクトカッティング盤、3枚をチョイス
-
AURUM TITAN9を聴く
3月よりダイナミックオーディオ5555 4FにてAURUM TITAN9を展示頂いています。 先日
-
QUADRAL GALAN 9 試聴記 その7
GALAN 9の試聴、 少し趣向を変えてLPを聞いてみました。 フルトヴェングラーのSP
-
帰ってきたASCENT20LE試聴記 その4
小生が最近はまっていることは、 30~40数年前のカセットテープに録音した音源の復活です。
-
QUADRAL ASCENT20LE 試聴記その2
ASCENT20LEが我が家にやってきて、 試聴を開始したのですが、 最初は置き方が悪か