AURUM RODAN9試聴記9 スピーカーケーブル交換編2
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試聴記, QUADRAL, REAL CABLE, POPS, RODAN9
REALCABLEのスピーカーケーブル CHAMBORD HPのエージングも終わり、いよいよ試聴のレポートをさせて頂きます。
ところで、音楽の情報は、皆さんネットや雑誌、ショップ等様々な媒体や場所で収集されていると思います。
私も同じなのですが、未だにFMラジオからの情報が少なくありません。
耳に飛び込んできた音楽のアーティスト名や曲名が判らないこともあるのですが、そんな時はスマートフォンの音楽認識アプリが重宝しています。
アプリに情報を保存後、その曲について検索して、その手でポチッとすることもしばしばあります。
今回は、そのラジオから流れ、耳に留まった韓国のインディーズPOPユニット、「秋休み」のファーストアルバムをRODAN9にて試聴しました。
さすがに韓国POPSやインディーズ系アーティストは、おじさんには疎く、聞き及ぶことも無いジャンルですが、ラジオから流れた彼らの「時々狂おしいほど君を抱きしめたくなる」は、綺麗でナチュラルな発音のアジアの言語と日本的なメランコリックな曲のタッチが印象的でした。アプリで保存した曲を検索して始めて、ハングル語の歌詞だと知り、しかも私が普段店頭やメディアではまず覗き込まないジャンルだと判りました。
ドラマの主題歌にもなり、本国で10,000枚のセールスを記録したとありました。
このグループ、女性ヴォーカルと男性ギターデュオで、アルバム全編に渡り都会的に洗練された楽曲が、耳に心地よい仕上がりになっています。
REALCABLEのCHANBORDで聴くRONDAN9は、滑らかな音調です。さすがにREALCABLEのハイエンドモデルだなと感じさせたのは、滑らかなのにRODAN9のエッジの聴いた音調はキープし決してソフトな音調にならないところです。
また、滑らかさと引き換えに、高域成分のロールオフ感を感じさせるような高域レンジの狭い印象のケーブルもありますが、CHANBORDにおいては、RODAN9の優秀なリボントゥイーターの特性と相まってギターのピッキングやシンバルの音がきめ細やかに出て、倍音成分が美しく、何よりヴォーカルの息遣いやリッブノイズがなまめかしく聴こえてきます。
YouTubeに「時々狂おしいほど君を抱きしめたくなる」の動画が有りました。
TUNTUN
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