番外編 レコードを洗う Ⅱ
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日々雑感
レコードの洗浄に関しては、
1レコードを洗うで一度取り上げたことがありますが、
今回はその続編。
小生のレコード洗いは手動ばっかりでしたが、
さすがに何枚も洗うと疲れるので(^^;、
5枚いっぺんに洗えるクランパー付き超音波洗浄機を導入しました。
実は4か月ほど前に導入、
少し動かしてはいたのですが、
台所がレコード洗浄には使えなくなってしまい
(基本、水捌けができない所では使えません)、
2階(拙宅は2世帯住宅です)の物置になっていた台所を整理、
ようやく超音波洗浄機を本格的に稼働させ始めました。
超音波洗浄機にクランパーを設置したところです。
でも、超音波洗浄機には、
レコードはどれくらいの時間洗え...とか、
水道水の他にこれを入れろ...、
てなことを書いたマニュアルはどこにもありません。
試行錯誤が始まりました。
小生が使っている超音波洗浄機には6リットルの水が入りますので、
精製水を使うのは不経済です。
ま、水道水でいいか...で、
スピンクリーンの洗浄剤を入れることを思いつきました。
実際使ってみると、
洗浄後のレコードの水の捌き具合がよくなりました。
まず1枚装着。
5枚を装着。
水に漬けます。
一番気を遣うのは、大きさがギリギリですので、左右に余裕を持たせることです。
次に洗浄時間。
最初は5分から始め、10分、15分、20分、25分、30分と、
5分刻みで実験してみました。
さすがに5分程度ですと不安で、
10分程度でも効果はイマイチ、
15分でウ~ン、
30分は長い...てなところで、
今は20分で洗っています。
同じような超音波洗浄機をお使いの方は、
何分くらいで洗っておられるのでしょうか?
でもまぁ、友人のところから来た古~いレコードの、
何だかよく分からない汚れや、
レコードに貼りついていた虫の死骸が水に浮かんだ時には、
へ~!と思いました。
拭きとっているところです。
乾かす前に、
これまたスピンクリーンのマイクロファイバークロスで水分をふき取ります。
乾燥台はOYAGのレコード立てと、
100均の皿立てを併用しています。
乾かしているところです。
超音波洗浄機を使っていて一番困るのは、
その音です(^^;。
クランパーのモーターも多少喧しいですが、
超音波洗浄機自身の喧しさもかなりのものです。
モーターと洗浄機を合わせて、
ギューン!ビ~~~!というような音が連続します。
まぁ、機械が動いているというリアリティはありますし、
終わると「ピーッ!」と言って知らせてくれますので、
それはそれで便利ですが...。
でも、音楽を集中して聞いている時には、
稼働させない方がいいみたいですね。
もう、気になっちゃって(^^;;;;。
さらに箱の組み物のレコードを洗う時、
箱によってはレコード袋に番号が振ってあるものも結構ありますので、
間違えないように入れないと、あとで困ったことになります。
訳が分からなくなります。
体験談です(^^;。
また、洗ったレコードを乾かそうとしている時に、
電話がかかってきても慌てて出ないようにしましょう(^^;。
小生、レコード立てにレコードを立てようとしているときに電話がかかってきて、
その電話に出ようと慌ててしまい、
レコードを落としてしまいました。
箱もの10枚組の1枚に傷が付き、
ノイズが出るようになってしまいましたので、
これはコンチクショーな出来事でした。
老婆心ながら。
超音波洗浄機の効果は?というと、
しつこい汚れやカビなどは、
OYAGやスピンクリーンでゴシゴシの方が、
効果は高いと思いますが、
通常の汚れたレコードでは、
超音波洗浄機の威力を感じます。
なにより手動よりも圧倒的に腕が楽です(^^)。
今まで100枚くらい洗ってみましたが、
ノイズが激減したレコードが少なくありません。
レコードを聞いていてストレスがさらに少なくなりました。
故障しないことを願うばかりです。
何でもやってみるもんだなと思います。
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